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原子力規制委の2委員が退任「『孤立しない独立』を意識しやってきた」などと振り返り

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 原子力規制委員会で10年間委員を務めた2人の専門家が退任会見に臨み、「『孤立しない独立』を意識しながらやってきた」などと振り返りました。

原子力規制委員会 田中知委員 「世の中どのように動いているのかと原子力状況がどうだってことを状況をよく勉強しながら、『孤立しない独立』ということをいつもずっと10年間意識しながらやってきた」

原子力規制委員会 石渡明委員 「一番印象的だったのは大学で育てた技術者・専門家が審査のこちら側にもいますし、向こう側にもいる訳です。我々の教育というのがちゃんとできていたかどうか、目の当たりに我々が認識できる厳しい場だったと考えております」

 田中知氏と石渡明氏は規制委員会の委員を2014年から10年間務め、18日に任期満了に伴い退任しました。

 2人の後任は、19日付でカナダ・マクマスター大学の長崎晋也元教授(61)と名古屋大学の山岡耕春名誉教授(65)が就任する予定です。

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