タイで起きた学校の遠足中の児童ら25人が死亡した観光バスの炎上事故で、緊急時に脱出するためのドアが開かず被害が拡大したとみられることが分かりました。
バンコク近郊で1日、学校の児童や教師ら合わせて45人を乗せた観光バスがタイヤの破裂後、中央分離帯に衝突して炎上した事故が起き、25人が死亡しました。
その後の現地の救急隊への取材で、事故の後、緊急時に使う脱出用のドアが開かなかったことが分かりました。
運転手は事故から約8時間後、自ら警察署に姿を現したということです。
現地警察は運転手から事情を聴くとともに、今後、バス会社の捜査も進める方針です。