衆議院解散が9日に迫るなか、番組では街の人に「あなたにとっての争点は何か」を聞きました。
82歳の人 「やっぱり、とにもかくにも物価高に悩んでる。困ってるので物価高を何とかしてほしい」 「(Q.最近、何を見て高いと感じた?)野菜かな。色んな物が上がってるんだけど。多分、政治家はそこまではね、気付いていないって言ったらおかしいけどあまり関知していないのでは」
40代の人 「海外に行ってて、日本の物価もなんですけど円安ですかね。韓国や台湾でもびっくりするくらい日本円が下がっていてショックだった。日本どうなっちゃうんだろうと思って。それをやってくれる政治家を応援したい」
争点となる“お金”はさらに…。
70代の人 「正直であるかどうかじゃないですか、お金とか。裏金をもらっている人って恥ずかしくないのかなって」
60代の人 「やっぱり裏金。実際に自民党が裏金に対してけりをつけるのかが全然見えていないので、それが一番大きい」
各世代ならではの争点も…。
30代の人 「若い人が生活しやすいように、子どもがいる人いない人関係なく、生活しやすい世の中になればいいなと」 「(Q.若い人にも目を向けてほしい?)政治家が年配の方が多いので、そういう目線が多いのかなというのを感じちゃってます」
2歳の子どもを育てるお母さん。おなかには赤ちゃんがいます。
30代の人 「今、共働きしてるんですけど、稼げば稼ぐほど還元より取られてる方が多く感じる。税金や社会保険料など、取られて還元されるよりは取らない方向で進めてほしいなと思ってます」
70代の人 「生活はどんどんしづらくなってるし、我々シニアでも働く環境が大事」 「(Q.いくつ?)74歳」 「(Q.今も仕事を?)してます、してます」 「(Q.働く環境を整えてほしい?)シニアの力って大事だから。働きたい人いっぱいいるしね」 「(Q.働きたいけど働けない?)諦めてる人いるけど能力ある人いるから」 「(Q.給料も伸びてない?)伸びてませんよね。最低賃金でしょうがなく。私の母親(97歳)も調子悪いんですけど、親の介護、大変ね。やめるわけにはいかないので」
この74歳の女性は働きながら97歳の母親の介護もしているということです。いくつになっても、いくつ年を重ねても働かなければいけない人がいる、そういったことを政治もしっかり理解してほしいということを話していました。