東北電力は、3日に計測機器のトラブルが発生した宮城県の女川原発2号機の原子炉を4日朝、停止させました。
女川原発2号機は、先月、東日本大震災で停止して以来、13年半ぶりに再稼働しました。
東北電力では、3日、発電を再開する予定でしたが、原子炉に計測機器を出し入れする作業中、機器が管の中で動かなくなりました。
この機器は、原子炉内の中性子を正確に計測できているかチェックするものということです。
東北電力では、機器が途中で止まった原因が分からないとして、原因を調査するため4日午前8時半過ぎ、原子炉を止めました。
再び起動する時期などは不明としています。