インド北部の山間部を走行していたバスが200メートル下の谷底に転落して乗客ら36人が死亡し、19人がけがをしました。
現地メディアによりますと、ヒマラヤ山脈を望む北部のウッタラカンド州で4日、乗客を乗せたバスが山間部を走行中に道を外れて約200メートル下の谷底に転落しました。
乗客らは、はずみでバスの外に投げ出されるなどして、これまでに少なくとも36人が死亡し、19人がけがをしました。
現地の警察は「犠牲者はさらに増える恐れがある」としています。
バスは転落する直前、コントロールを失っていたということで、定員を超える人数を乗せていたか、過積載が原因だという指摘も出ています。
現地当局は車体に問題がなかったかなども含めて詳しく調べる方針です。