アメリカ大統領選挙の開票状況に反応して、きょうのマーケットは、値動きが激しくなっています。
前日のニューヨーク市場で1ドル=151円台だった円相場は、アメリカメディアが激戦とされるジョージア州などでトランプ氏の優勢を伝えると、一時1ドル=153円台後半まで2円以上下落しました。
トランプ氏が掲げる関税の強化や減税策などはインフレ圧力を強めるとみられ、金利の上昇を意識したドル買いが加速し円安が進行しています。
逆に、激戦州でハリス氏が優勢という報道が流れると、円高に進む可能性があります。
一方、日経平均株価はアメリカ株の上昇や円安が進行したことなどから、800円以上値上がりしています。