アメリカ大統領選挙で実業家のイーロン・マスク氏が毎日1人に「100万ドルをプレゼントする」とした署名活動のキャンペーンをペンシルベニア州の裁判所が認める判決を下しました。
共和党のトランプ前大統領を支持するイーロン・マスク氏は激戦州で署名活動の賛同者の中から「毎日1人に100万ドル」を送るキャンペーンを先月19日から開始しました。
これに対し、ペンシルベニア州の司法当局は「認可を得ていない違法な宝くじだ」として中止を求めて裁判所に訴えていました。
ロイター通信などによりますと、ペンシルベニア州の裁判所は今月4日、このキャンペーンの継続を認める判決を下しました。
ただ、州の賭博法上違法かどうかの判決は下していません。
マスク氏側は訴訟を起こされてからもキャンペーンを続けていて、投票日となる5日で終了する方針です。