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「民主主義のため闘い続ける」ハリス氏が敗北を認める アメリカ大統領選挙

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 アメリカ大統領選挙はトランプ氏が勝利しました。投票から一夜明けて、初の女性大統領を目指したハリス氏が演説し、敗北を認めました。ワシントンから報告です。

 (鈴木彩加記者報告)  ハリス副大統領は「若い皆さんへ」と語り掛け、選挙には負けたものの、民主主義のために闘い続けると強調しました。

ハリス副大統領 「自由、機会、公平性、そしてすべて人々の尊厳のため、私たちの国の核心にある理想のため、アメリカの最高の姿を反映する理想のため、その闘いは決して諦めません」

 具体的には、人工中絶を巡る女性の権利や銃規制などの問題に触れ「闘いには時間がかかることがあるが、重要なのは諦めないことだ」と訴え掛けました。

 また、この演説に先立ってトランプ氏に祝意を伝えたことを明かしましたが、2期目のトランプ政権発足について「暗黒時代にならないことを願っている」と指摘したうえで、「暗闇の中でこそ、星が見える」というキング牧師の言葉で締めくくりました。

 支持者のなかには、「この国は女性大統領を受け入れる準備ができていなかった」「様々な権利が奪われる恐怖の中にある」と涙をぬぐいながら会場を後にする姿も見られました。

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