岡山県は11月1日、2025年度の県職員採用試験の主な変更点について発表しました。ここ数年、技術職を中心に採用予定数に届かず、追加試験を行っていることから、民間企業と併願しやすく、社会人の転職希望者も受験しやすいように改めたということです。
技術職(大卒程度・衛生職を除く)は、新たに春試験(農業職を除く)と秋試験を実施し、受験資格を40歳までに引き上げます。一次試験にSPI3を採用します。
行政職(大卒程度)は、法律や経済の専門試験を行わない「アピール型」の採用枠を大幅に拡大します。SPI3や口述試験などで選考し、リーダーシップやチャレンジ精神のある人材の確保を目指します。
県人事委員会事務局では「民間と併願しやすく、多くの人に挑戦してもらえる制度に変えた」としています。
日程などの実施計画は2025年1月下旬に公表予定です。