「頂き女子りりちゃん」を名乗る女がだまし取った金と知りながら、ホストクラブでの支払いを受け取った罪などに問われている元ホストに懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、元ホスト・田中裕志被告(27)は2021年から22年、「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告(26)がだまし取った金と知りながら、歌舞伎町のホストクラブで飲食代として現金3850万円を受け取った組織犯罪処罰法違反などの罪に問われています。
判決で、名古屋地裁は「売り上げを上げて、ホストクラブでの立場を向上させるため、犯罪収益の受け取りを繰り返した身勝手かつ、利欲的な犯行」とした一方、「事実を認め、反省の態度を示している」などとして懲役3年、執行猶予5年、罰金80万円、追徴金1079万円の判決を言い渡しました。