大阪市内の会社社長の自宅マンションに侵入したとして逮捕された「闇バイト」グループの指示役とみられる男が、グループのメンバーに対し、個人情報を使って脅していた可能性があることが分かりました。
住居・職業不詳の今井裕治容疑者(37)らは4月、60代の会社社長が住む大阪市淀川区のマンションに2度にわたって不法に侵入した疑いが持たれています。
この事件では実行役とされる島宏至被告(21)がすでに逮捕・起訴されています。
その後の警察への取材で今井容疑者が「闇バイト」に応募してきた島被告ら実行役に対して、事前に提出させた免許証の個人情報などを使って脅し、メンバーを支配していたとみられることが新たに分かりました。
警察はグループの実態解明を進めるとともに、他府県で発生した「闇バイト」が絡む事件との関連を調べています。