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大型バス横転死亡事故 原因はフットブレーキに対する誤認識 国交省

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 2022年、静岡県小山町で観光バスが横転し乗客1人が死亡、27人が重軽傷を負った事故について、国土交通省がフットブレーキに対する運転手の誤った認識が原因だったとする報告書を公表しました。

 2022年、静岡県小山町の県道「ふじみあざみライン」で観光バスがフットブレーキの使い過ぎでブレーキの利きが悪くなる「フェード現象」によりカーブを曲がり切れずに横転し乗客1人が死亡、27人が重軽傷を負いました。

 国交省は15日、フットブレーキを踏めばいつでも止まれるという運転手の誤った認識などが事故につながったとの報告書を公表しました。

 また、運転手は新人だったにも関わらず、運行管理者らが走行ルートの危険性を理解させるために適切な指示をしていなかったと指摘しました。

 今後、運行管理者らに対して、国交省が作成した実技指導に関する動画を参考にするよう求め、再発防止策を行うとしています。

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