JAFは、信号機のない横断歩道で歩行者が横断しようとしているとき、車が一時停止しているかどうか、2016年から実態調査しています。2024年の調査結果がまとまりました。
〈歩行者を優先して一時停止した車の割合〉
鳥取54.1% 島根57.6% 岡山67.2% 広島58.5% 山口42.9%
徳島44.4% 香川41.9% 愛媛64.1% 高知42.2%
岡山県は前年より約20ポイントアップしました。2020年の調査では7.1%でしたが、大きく改善しました。
全国で最も高かったのは長野県で87.0%、最も低かったのは富山県で31.6%、全国平均は53.0%でした。
JAFでは「明らかに横断歩行者がいない場合を除き、横断歩道の手前であらかじめ速度を落とすこともドライバーの責務。また歩行者も渡るときはドライバーに意思を伝え、無理な横断をしないこと」と互いに交通ルールを意識するよう呼び掛けています。
調査は2024年8月7日~28日の平日、全国94か所の横断歩道で昼間の6時間実施し、6647台分のデータを分析しました。