長野県塩尻市で妻を殺害した罪に問われている元県議の裁判員裁判で検察側は、元県議に懲役20年を求刑しました。
起訴状によりますと、元長野県議の丸山大輔被告は2021年9月、塩尻市にある酒造所の事務所兼自宅で、妻・希美さん(当時47)を殺害した罪に問われています。
弁護側はアリバイがあるとして一貫して無罪を主張してきましたが、今月26日の裁判で検察側は「様々な偽装工作を積み重ね、極めて悪質だ」として、懲役20年を求刑しました。
また、希美さんの姉が初めて被害者遺族として意見陳述し「犯人がどんな処罰を受けても許せない」と話しました。
午後は、弁護側の弁論が予定されていて、判決は来月23日に言い渡されます。