韓国の“非常戒厳”を巡り、尹(ユン)大統領に進言したとされる前国防相の身柄を検察が拘束したと韓国メディアが伝えました。
連合ニュースによりますと、「捜査に積極的に協力する」としていた金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防相は8日未明、ソウル中央地検に出頭したということです。
韓国検察の特別捜査本部は調査から6時間余りで身柄を拘束し、携帯電話を押収するなど、捜査を進めています。
また、国会周辺では、韓国の首相と与党の代表が今後の政権運営を巡り協議しました。
ハン代表は「退陣前でも大統領は国政に関与しない」と牽制(けんせい)するなど党側が主導権を握ろうとする思惑も透けてみえます。