大石内蔵助にゆかりのある香川県小豆島の寺で「赤穂浪士」をしのんでお茶会が開かれました。
香川県土庄町の長勝寺で開かれたお茶会には、約80人が参加しました。
このお茶会は、江戸時代に主君のあだ討ちを果たしたことで知られる「赤穂浪士」をしのぼうと、毎年この時期に開かれています。
寺の「柱」や「らんま」などは、赤穂浪士を率いた大石内蔵助の邸宅の一部が移築されたものだと言われています。
また、茶釜やびょうぶは大石内蔵助が愛用していたと言われていて、それらの前で、小豆島中央高校の茶道部員らが和菓子や抹茶を振る舞いました。
(訪れた人は―)
「大石内蔵助のご愛用の茶釜でお茶をいただいて、すごく感激しました」
「昔をしのんで、しんみりといただきました。おいしいお茶でした」