伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」と発熱やせきなどの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の患者数が例年の同じ時期に比べて依然、高い水準となっています。
国立感染症研究所によりますと、15日までの1週間に全国の医療機関から報告された伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の患者数は「0.94人」で、3週間連続で増加しました。
都道府県別に見ると、最も多いのは埼玉県の「3.77人」でした。
また、マイコプラズマ肺炎の患者数は「1.81人」で、2週間ぶりに減少しましたが、例年の同じ時期に比べて依然、高い水準となっています。
都道府県別で最も多いのは青森県の「3.33人」でした。
厚生労働省は患者のせきやくしゃみなどの飛沫(ひまつ)から感染するため、マスクの着用やうがい、手洗いの徹底を呼び掛けています。