北海道函館市の海岸で座礁したタンカーが13日朝、函館港に入港しました。海上保安部は業務上過失往来危険の疑いで船員から話を聞くなど調べを進めています。
6日、函館市の恵山岬沿岸で座礁したタンカー「さんわ丸」は午前8時半ごろ、タグボート2隻に曳航（えいこう）されながら函館港に接岸しました。
函館海上保安部によりますと、「さんわ丸」が座礁する前に海保が無線で危険性を呼び掛けたものの「さんわ丸」は応答しませんでした。
連絡がついたのは座礁の直前だったということです。
船の計器類に異常はなく、函館海上保安部は安全管理体制に問題がなかったか、業務上過失往来危険の疑いで捜査しています。
