岡山市の金山寺で、2月に開かれる「会陽」で投下する宝木に祈りを込める儀式、「温座」が、行われました。
岡山市北区の金山寺では4人の僧侶が交代で、12日から13日にかけて昼も夜も休むことなく48回の祈祷を続けました。
僧侶の「座」が冷める間もなく祈り続けることからその名が付いたとされる「温座」。江戸時代から約160年途切れていましたが、5年前に復活しました。
寺を訪れた人たちも祈祷の様子を見守りました。
(金山寺/岸本賢信 住職)
「1年間の国の安泰と、会陽も事故もなくけがもなく盛大に済ますことができるようにと御祈願いたしました」
2025年の会陽は2月1日で、祈祷を受けた宝木の争奪戦が行われます。