茨城県鹿島港の沖合で乗組員20人の漁船が転覆し、2人が死亡し3人が行方不明になっています。
海上保安庁などによりますと、現場は鹿島港から東へおよそ30キロの海上で転覆した漁船は北茨城市の大津漁協所属の巻き網漁船「第八大濱丸」です。
6日午前2時10分ごろ「巻き網漁船が転覆したようだ」と別の船から通報がありました。
船には日本人とインドネシア人合わせて20人が乗り、17人が救助され、うち日本人2人の死亡が確認されました。
また日本人3人が今も行方不明で捜索が続いています。
海上保安庁によりますと、船の乗組員は「網に魚が多く入っていてバランスを崩した」と話しているということです。