イランの外相は核問題でアメリカと協議を実施することを認めましたが、形式は他国を仲介するものとし、トランプ大統領の主張とは食い違いを見せています。
イランのアラグチ外相は8日、アメリカとの協議が12日にオマーンで実施されると明らかにしました。
「アメリカが真の決意を持って協議に臨めば、必ず成果が得られる」と強調しています。
アメリカ側からはウィトコフ中東担当特使が出席するとの情報を得ているとした一方で、協議の形式についてはオマーンが仲介する「間接的なものだ」としています。
トランプ大統領は高官レベルの「直接協議」をすると表明していて、主張に食い違いが生じています。
双方の「直接協議」が実現した場合、トランプ大統領が1期目の2018年にイランとの核合意から一方的に離脱をして以降、初めてとなります。
イランとアメリカの間で続く敵対関係の改善につながるかが焦点です。
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