15日は全国各地で過ごしやすい行楽日和となりました。紅葉の見頃を迎えた東京都内ではこの時期ならではの秋のトンネルが広がっていました。
■今だけの“秋のトンネル”
関東にもようやく秋の色が降りてきました。
八王子の並木ではおよそ4キロにわたり、両側に770本のイチョウが連なり、太陽の光を受けて黄金色を描きだしています。
人々を包み込むかのような“秋のトンネル”は一歩踏み入れれば一瞬で秋の世界へといざなわれます。
人が集まる場所がありました。皆、足を止め、それぞれのベストショットを狙っています。なかには沖縄からきた人も…。
沖縄から来た家族 「こういう色とか、黄色とかもあまりないから沖縄には」 「(Q.いい写真撮れました?)撮れました」
壮大なイチョウ並木と親子の笑顔。その一瞬が秋の豊かさを際立たせます。
文京区にある根津神社。紅葉が進む境内の参道を七五三の家族がゆっくりと彩っていきます。
■絶景!紅葉×黄金イチョウ
岐阜県高山市の市街地では深く染まった赤色のモミジ。その隣では柔らかな光を返す黄色のイチョウが並びます。
まるで絵に描いたような景色。飛騨地方では来週、雪の予報が出ていることから、高山市の紅葉はこの週末が一番の見頃になるということです。
紅葉の名所として知られる佐賀県神埼市の「九年庵」では15日から秋の一般公開が始まりました。
来場者 「今しかないと思って来たんですけど、まだちょっと早かったかなって、ね?」
見頃のピークは冷え込みが予想されている来週以降になる見込みです。