仙台市で住宅の敷地にクマが6時間にわたって居座りました。一方、群馬ではハンターがクマに襲われ重傷です。
■クマ居座る“6時間”住宅の隣
カメラが捉えたのは体長1メートルほどの大きなツキノワグマでした。鋭い牙も見えます。
クマが現れたのは仙台市内。田畑が広がるのどかな住宅地の一角です。柿の木の枝にまたがるように座っています。
クマは仕掛けられたイノシシ用のわなにかかり、左前脚が抜けなくなっています。
目撃者から通報があったのは15日午前6時25分ごろ。そばには子グマの姿もあったといいます。
午後0時半ごろ、現場に動きが…。
麻酔銃を手に取り、捕獲の準備を進めます。そして矢が刺さったのは、クマの腰あたりです。
通報からおよそ6時間後、親子のクマ2頭は捕獲、駆除されました。
■クマにハンター襲われ重傷
一方、群馬県藤岡市の山林では、狩猟中の60歳の男性ハンターがクマに襲われました。
男性は頭と左腕にけがをして重傷。搬送時に意識がなかったものの、その後、意識が回復しました。