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深刻な渇水で名所の滝に異変 “日本三名瀑”もカラカラ

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 渇水の影響で観光名所でも水不足です。日本三名瀑(めいばく)といわれる「袋田の滝」も岩肌がむき出しに。現地を取材しました。

■“日本三名瀑”もカラカラ

 茨城県大子町にある袋田の滝。日本三名瀑の一つといわれ、年間100万人以上が訪れる観光名所です。

 ところが2日に行ってみると、滝の水がかなり少なくなっているように見えます。水が多い夏の時期と比べてみると、その差は一目瞭然。黒い岩肌が露出し、その上に糸を引くように滝が細くなっています。

 例年、この時期は水が少なくなる時期といいますが…。

袋田観瀑施設 村山康支配人 「例年、どうしても冬場ってどちらかというと少ないが、今年は特に雨が本当に少ないということで、水流の方は例年よりは少なくなっている」

 年明けからの降水量は例年の8割減。例年の同時期と比べてみても水量は少ないように見えます。

袋田観瀑施設 村山康支配人 「(例年は)左側も水が流れる状態。これが普通の状態。今見て分かるように、右側にしか水が流れていない。毎年あるが、今シーズンはちょっと長い期間続いている」

 季節によって様々な滝の姿が見られることでも有名な袋田の滝。

観光客 「(Q.水の量は?)少ない。以前は(水が)たくさんあったが、すごく少ない」

 周辺の店も水不足の観光への影響を懸念しています。

多喜乃家 菊池みやげ店 菊池貴透代表 「いつもの滝の水量ではないので、ずっとこれだなと思われるのは残念。お客さんに満足してもらえないというのが一番心配」

 滝の水不足は茨城県だけでなく、別の場所でも同様の事態が起きていました。栃木県那須烏山を流れる那珂川水系の江川。この川の下流には観光名所の滝がありますが…。

 暗闇の中で不気味に光るのは龍の目。龍が滝つぼに住んでいたという伝説もある「龍門の滝」です。

 2日の水量を例年の春先と比べると水の流れる幅は細く、岩肌がむき出しになっていて、明らかに水量が減っていることが分かります。

那須烏山市観光協会 平山英紀さん 「(Q.水の量は?)例年(この時期は)水が少ないが、今季についてはかなり減っている。(滝の水が減るのは)致命傷。これがメインで来るので、影響は大きい」

 以前も滝を見に来たことがあるという夫婦は…。

60代の人 「前回来た時に感動したので(来た)。雨不足で…がっかりかな」

 前回来た時は雨が降った後ということもあり、特に水の量が多かったといいます。

60代の人 「(前回は)すごかったんですよ。岩肌が全然見えなかった」

 今年に入り、平年と比べ降水量が7割減のこの地域。ただ、水量が減っていることで、いつもとは違う経験ができるかもしれません。

 普段は水をかぶり、ほとんど露出していない中州ですが…。

那須烏山市観光協会 平山英紀さん 「(普段は)水がザーッとここに来て、あそこの遊歩道は人が通れない。こんなに滝の前に行けるので今、一番貴重かなと思います」

千葉からの観光客 「こんなに近くで見られるなんてラッキー」

 それでも望むのは雨です。

那須烏山市観光協会 平山英紀さん 「自然の滝を見てほしいので、雨が降ってほしい」

 3日は広い範囲で雨となり、関東でも本降りとなりそうです。

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