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ナフサ不足で影響拡大「パック豆腐消える」不安 インク不足で無地包装も検討

経済

 原油の流れが滞っていることから「ナフサ」の供給に不安が強まっています。この連休中、あるいは連休明けも商品を包む容器やパッケージに影響が出ます。

■年間およそ300万円の負担に

 岐阜県内で81年続く老舗豆腐店。昔ながらの製法にこだわった豆腐が人気ですが、来月1日からすべての豆腐商品を20円前後値上げします。

弓削銘水堂 弓削智裕代表取締役 「このままいくとゴールデンウィーク明けにはなくなるパック。ある種のパックの豆腐は、スーパーから消える」

 豆腐パックやフィルムの原料は、石油由来のナフサです。

 イラン情勢の影響で、豆腐パックメーカーからは来月から1パックあたり1.6円値上げする通知が届き、このままでは年間およそ300万円の負担を強いられます。

 窯をたく燃料費の高騰も追い打ちをかけています。

弓削代表取締役 「もう限界を超えている」

■出荷に影響出る可能性も

 影響は、パッケージの印刷にも及んでいます。使われている多くのインクもまた、ナフサが原料です。

 飲食や食品メーカーなどで構成する団体は、包装のデザインを簡素化し、無地のパッケージを検討する声もあるといいますが…。

国民生活産業・消費者団体連合会 川本聡事務局長 「印字ができなくなることによって、その商品の出荷ができなくなる可能性があるという話はあった」

 食品表示法では多くの食品に名称や期限、アレルギーなどの表示が義務付けられているため、出荷に影響が出る可能性もあります。

■有機溶剤不足の会社も

 プラスチックフィルムのパッケージ印刷を手がける高知県の会社では、インクの濃さを調整する有機溶剤も不足しているといいます。

フソー化成 丁野務社長 「インクの種類によっては入ってこないとかあるので、受注量の100%をできない状況」

 食品や商品を入れたり包んだりするパッケージの危機。生団連は、消費者が必要以上の買いだめをしないよう政府に対し、正確な情報発信などを求めています。

(2026年4月30日放送分より)

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