クルーズ船での集団感染が疑われる「ハンタウイルス」を巡り、大西洋のカーボベルデ沖で足止めされていたクルーズ船がスペインのカナリア諸島に向け出発しました。
ロイター通信によりますと、3日からカーボベルデ沖で足止めされていたクルーズ船は感染の疑いのある3人を退避させた後、6日、カナリア諸島に向け出航しました。
現在、船内には日本人1人を含む150人が乗船しています。
スペインの保健相は船内に残っている乗客・乗員には、発症した人はいないと述べていて、3日以内にカナリア諸島に入港する見込みだとしています。
スペイン到着後は、スペイン人乗客14人はマドリードの病院で隔離され、ほかの乗客・全員は自国へ送還されるということです。
またオランダ公共放送によりますと、船から退避した3人は飛行機でオランダに向かい、うち2人は6日、オランダの空港に到着しました。
3人は、それぞれ、オランダ、ドイツ、イギリス国籍だということです。
このクルーズ船ではこれまでに乗客ら8人にハンタウイルスへの感染や感染の疑いがあり、このうちオランダ国籍の夫婦ら3人が死亡しています。