ノーベル文学賞が、日本時間8日午後8時に発表されました。
選ばれたのは『赤の自伝』などで知られるカナダ出身のアン・カーソンさんです。
カーソンさんは、英語圏を代表する詩人で、ギリシャ悲劇などに関する翻訳家としても有名です。
『赤の自伝』は、詩と小説のハイブリッド形式で書かれています。古代ギリシャの詩人、ステシコロスが描いた怪物と英雄ヘラクレスの神話を、ロマンスとして現代によみがえらせた作品で「詩を読まない人でさえも誘惑する詩」と世界で絶賛されました。
現代文学に新たな形式を生み出した、大胆で独創的な作品が評価され、毎年のようにノーベル文学賞の有力候補と言われてきましたが、満を持しての選出となりました。