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「外の目で判断を」香川県議会海外視察問題で外部監査請求

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 「税金の無駄遣いだ」と指摘されている香川県議会の海外視察問題で新たな動きです。7日、ヨーロッパ視察の経費返還を求める外部監査請求を市民団体と個人が行いました。

 外部監査請求をしたのは「明るい民主県政をきずく香川県連絡会議」と高松市の太田安由美さんです。  請求によりますと、香川県議会の自民党議員会の6人がドイツ・イタリア・スイスに行った海外視察は、視察というより旅行で、経費約990万円を返還するように香川県知事に求めています。  海外視察について、経費返還を求めた住民監査請求はこれまで2回行われていますが、いずれも2人の監査委員の意見が合わなかった「合議不調」を理由に認められませんでした。

 今回の「外部監査請求」は、外部の公認会計士や弁護士に監査を願い出るものですが、この外部監査を認めるかどうかを決めるのは県の監査委員です。香川県ではこれまで認められたことはありません。

(太田安由美さん) 「県の監査機能がうまく機能していないので、内部の監査でなくて外部の監査をお願いしたい。」

 外部監査を認めるかどうかの審査には20日かかり、認められれば90日以内に結果が出るということです。

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