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「教育」をフックに外国の修学旅行を誘致 岡山・和気町

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 観光資源は学校です。岡山県和気町では教育をフックに、外国の修学旅行を誘致する取り組みが行われています。

 岡山県和気町の和気閑谷高校です。訪れたのは、去年5月に姉妹校縁組を結んだ台湾の屏東女子高級中学の2年生34人と職員らです。一行は6泊7日の修学旅行の2日目で、4日は京都を観光しました。  台湾の生徒1人につき和気閑谷高校の生徒1人がおもてなし役として案内します。

(記者) 「生徒たちは初対面ですがすっかり打ち解けています。SNSを通じて交流を深めてきました」

 昨年度、岡山県に宿泊した外国人、約22万3000人のうち台湾からの旅行者は約6万人。4年続けて最も多く、この影響で岡山・台北便は増便が続き、3月からはデイリー運航になります。

 和気町では台湾をターゲットに修学旅行の誘致を進めていて、地元の高校生との交流などを提案し今回初めて誘致が実現しました。

(和気町役場 地方創生課/野津浩之 課長) 「教育の交流ということもありますし、外国人の方が和気町を訪れてきていただくということで、和気町の認知度の向上ということにもつながると思いますので、非常に意義のあることだなと感じております。今回のこの訪日教育旅行を足掛かりに、さらなる誘客につなげていきたいなと考えています」

(台湾の修学旅行生はー) 「楽しかったです。これからも交流を続けたいです」 (和気閑谷高の生徒はー) 「好きなものとか聞いたりして話をしていきたい」

 台湾の生徒たちは工場見学も行いました。このあとは香川や大阪などを訪れる予定です。

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