四国が目指すべき鉄道ネットワークについて考える懇談会が高松市で開かれました。
ＪＲ四国や4県の知事、副知事それに大学教授など18人が参加しました。 この中で、ＪＲ四国は人口減少が進む中で、経営努力だけでは今の鉄道ネットワークを維持することは難しいことなどが報告されました。 そして、社会インフラとしての鉄道を今後、どう維持していくべきかについて意見を交わしました。
（愛媛大学院／吉井 稔雄 教授） 「民間の企業で独立採算で事業をしていくのではなくて、社会的な便益が大きなものがありますから、行政がしっかり支えていくことが必要」
（香川県／浜田 恵造 知事） 「もともとの国の支援が今それで十分なのかという点は、何も四国だけ助けてくれと言っている訳ではない」
（四国経済連合会／千葉 昭 会長） 「利用者もある程度の運賃値上げについて受容しなければならないのではないか」
夏ごろまでに中間とりまとめを発表し、その後は、県別に議論を深める方針です。
