新規路線に反対するストライキの第2弾です。両備バスの労働組合が運賃を取らない「集改札スト」を西大寺線で行いました。
(車内アナウンス) 「本日ストライキのためこの便運賃収受行いません」
両備バスの労組は午後1時から1時間、西大寺線で、料金の徴収を放棄する「集改札スト」をしました。最大運賃400円の区間を18本が無料運行し、約300人が利用しました。
ストライキは、同じ路線で八晃運輸の循環バス「めぐりん」が27日から運行を開始することに抗議するものです。
「新規参入で労働者の生活を維持できなくなる」として、23日にもストライキをしていて16本が運休、200人に影響が出ました。 集改札ストは利用者に迷惑をかけないためと説明していて、27日は終日実施します。
(利用者はー) 「乗る側からしてみれば助かるんじゃないかな」 「普通にやってほしいですね(めぐりんの)認可が下りたんですから、けんかなしに」
(両備バス労働組合/高木秀治 執行委員長) 「今回、めぐりんさんに対してどうのこうのというのは一切ございません」
27日は、岡電の労組も路面電車全線で「集改札スト」を行い、無料運行します。