両備ホールディングスのバス関連会社の社員からなる両備バス労働組合は、岡山市の八晃運輸が運行を開始する「めぐりん」の新路線の認可取り下げを実現するよう経営陣に求め、ストライキを行うと通知しました。
(両備バス労働組合/高木秀治 執行委員長) 「労働組合の趣旨である労働者の雇用と生活の維持向上を守るため、事業者側に争議権の行使を予告いたします」
ストライキ権の行使を予告したのは、両備バス労働組合です。 通知内容によると、ストを行うのは4月23、26、27日の3日間です。23日と26は八晃運輸の新路線と競合する西大寺線、27日は両備バスの全36路線で行うとしています。
八晃運輸が参入した場合、業績の悪化から労働者の賃金が大幅に低下し、生活を維持できないとしていて、会社側にめぐりんの新路線の認可取り下げを実現するよう求めています。
(両備バス労働組合/高木秀治 執行委員長) 「雇用を守れるか守れないかということなので、賃金が今を下回るようなことは やってはいけないことと思ってます」