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栗林公園のコイ殺処分へ 捕獲作業を開始、処分終了は7月 香川・高松市

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 ついにコイの捕獲が始まりました。国の特別名勝・高松市の栗林公園で、大量死したコイの死骸からコイヘルペスウイルスが確認された問題です。香川県は22日、コイの捕獲作業を始めました。

(石井俊大リポート) 「この先で作業を行っていますが、一般の方は立ち入り禁止となっています」

 午後3時半ごろ、県から委託を受けた業者が公園の西湖で捕獲作業をはじめました。

(石井俊大リポート) 「コイの捕獲作業が始まりました。引き網をつかって、湖のコイを集めて捕獲していきます」

 業者は網ですくったコイを運搬用の箱に入れていきました。

 栗林公園では、今年2月から先月にかけて約250匹のコイが死んでいるのが見つかっていて、検査の結果、コイヘルペスウイルスの陽性が確認されています。

 県は感染の拡大を防ぐため、公園のコイ約700匹を殺処分する方針です。

 22日は18匹のコイを捕獲しましたが、西湖にはまだ10匹程度コイがいるため西湖での捕獲作業は、今後4日から5日間かけて行うということです。捕獲したコイは一般廃棄物焼却施設に運び処分します。

(栗林公園観光事務所/和泉誠司 所長) 「再度放流するのであれば協力する、という声をいただいてもいるので、我々職員としては大きな励みになっています」

 今後、園内の残り5つの池での作業も順次行い、すべての処分が終わるのは7月下旬の予定です。

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