香川県を代表する観光地、高松市の栗林公園で大量死したコイの死骸からコイヘルペスウイルスが確認された問題です。県はゴールデンウイーク明けから公園の全てのコイを殺処分する作業を進めます。
(香川県/浜田恵造 知事) 「ゴールデンウイーク明けから、南湖から順次水位を下げてコイの捕獲を進めていきたい」
栗林公園では、今年2月から4月にかけて約250匹のコイが死んでいるのが見つかりました。このうち2匹を検査した結果、コイヘルペスウイルスの「陽性」が確認されました。感染経路などは分かっていません。
感染の拡大を防ぐため、香川県では栗林公園の池に生息しているおよそ750匹のコイをすべて捕獲し、殺処分する方針です。
23日の会見で浜田知事は「池の水位を下げるために和船の運航も一時、停止しなければいけないが、観光への支障を最小限度にしなければいけない」と話しました。