高松市の栗林公園で、大量死したコイの死骸からコイヘルペスウイルスが確認された問題で、香川県が公園のコイを殺処分する作業を始めました。
香川県の職員が栗林公園の西湖を訪れ、池の水位を下げる排水用のポンプを設置しました。
栗林公園では、今年2月から先月にかけて約250匹のコイが死んでいるのが見つかりました。このうち2匹からコイヘルペスウイルスの「陽性」が確認されました。 感染の拡大を防ぐため、香川県は池に生息している約750匹のコイを捕獲して殺処分します。
5月14日から排水作業を開始し、22日からコイを捕獲します。夏ごろまでに全てのコイを捕獲する予定です。
(栗林公園観光事務所/梶田嘉宣 副主幹) 「コイが捕まえられる深さ、15センチ前後ぐらいまで抜く予定にしています。我々職員も非常に残念に思っています」