9月1日は防災の日です。これにあわせて高松市の小学生が、登下校時に地震が起きた想定で訓練を行いました。 高松市の亀阜小学校が地域の自主防災組織とともに行っていて、今年で4回目です。
はじめに地域ごとに分かれて防災士の話を聞きました。
(石井俊大リポート) 「児童たちは自分たちの住んでいる地域のどこが危険な箇所なのか、その場所の写真を見ながら学んでいます」
また、地震は日本中どこでも起きる可能性があることや、大きな地震の場合は数分間にわたって揺れ続けることなども学びました。
最後は実践です。通学路のどこが危険なのか?地域の人の話を聞きながら下校しました。
(自主防災組織の女性はー) 「水に浸かってしまうので避難するときはこの道は通らないようにしてください」
31日は道の端を歩いて帰っていましたが、防災士の話の中に「地震が起きた時はできるだけ道の端を歩かない」というアドバイスがありました。
これは、ブロック塀などが崩れる危険性があるからです。
そのときの交通量や状況にもよりますが、普段の街の様子とは全く異なっている可能性があるということを頭に入れておく必要があります。
子どもたちもたくさん学べたようです。
(児童はー) 「海の位置から津波が通ってくる場所や、逃げたらいい場所が分かりました」 「危ないところや災害が起きた時などに、避難したり通ったりしたらいい道などを理解できて良かった」