地域合同の防災訓練です。地震や津波などの災害を想定して、坂出市の住民、高校生、保育園児が合同で防災訓練を行いました。
坂出市の災害避難所に指定されている坂出工業高校で、東日本大震災以降、年に2回行っています。 訓練には生徒に加え、近くの保育園児、地域の住民など約520人が参加しました。
地震で火災が発生した想定で、丸亀市の自主防災組織のメンバーが、消火器や毛布を使った簡易担架の使い方などを指導しました。
(記者) 「消火訓練です。実際に持ってみます。かなり重たいです。それでは、発射します。万が一のときにパニックにならないためにも、訓練が必要だと感じました」
(生徒ー) 「本当に起きた時とか焦ってできないと思いました」 「火事だったら火事ですとか、人が倒れていたら、人が倒れていますとか、声をかけて自分がリーダーとして、周りに指示ができたら良いと思いました」
また、この辺りは土地が低く、最大2メートルの津波が想定されています。訓練では、高校生が園児の手を取って、実際の避難を想定して一緒に高台へ避難しました。
(園児はー) 「心配だったりしなかった。大きいお兄ちゃんと歩くの」 「なんか転びそう」
(坂出工業高等学校/河中一郎 教諭) 「自分たちがやってもらうということではなしに、自分から進んで臨んでいってもらいたい」