岡山県新見市で、花粉の少ないスギを植える森林保全活動が行われました。
新見市哲西町の鯉が窪湿原に隣接する森林を訪れたのは、JT日本たばこ産業の社員と家族ら、およそ50人です。
(新見市/池田一二三 市長) 「少花粉スギは、普通のスギよりも花粉が1%以下になるというようなスギでございます」
新見市は、保有する森林およそ52ヘクタールについておととしからJTと協定を結び、保全活動を行っています。
参加者たちは、花粉の少ないスギの苗600本を丁寧に植えていました。
(参加した女性はー) 「普段お仕事してると土に触る機会は本当にないので、すごく今自然にかえった感じでとても楽しいです」
(広島から来た男性はー) 「花粉の少ないスギを植えることによって、家族が健康でいてくれたらなと思っています」
新見市は面積の86%が森林で、1970年代には落ち葉を利用した堆肥を使い、品質の高い葉タバコの産地として知られていました。