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脳死判定を受けた6歳未満の女の子の臓器を移植 岡山大学病院で100例目となる脳死肺移植手術が成功

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 岡山大学病院で23日、100例目となる脳死肺移植手術が行われました。手術は無事、成功しました。

 ドナーは山形県で脳死と判定された6歳未満の女の子で、家族が臓器提供を承諾しました。手術を受けたのは、肺の壁が炎症を起こして呼吸が難しくなる「特発性間質性肺炎」を患う10歳未満の女の子です。手術は7時間余りで終了し、術後の女の子の容体は良好だということです。

 岡山大学病院では2002年に、最初の脳死肺移植を行いました。執刀した大藤剛宏教授は会見で「日本で臓器提供が少ない中、移植を望む子どもたちに希望を示したい」と述べました。

(岡山大学臓器移植医療センター/大藤剛宏 教授) 「(脳死肺移植100例は)メルボルンにある病院だとわずか1年で達成する数字なんですね。少しでも1例でも多く、移植につなげられるように、われわれとしては努力をしていくつもりです」

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