21日の参議院選挙の投開票日を前に、高松市の病院で17日、入院中のため投票所に行けない人を対象とした不在者投票が行われています。
高松市の香川県立中央病院では、午前9時30分から病院内に設けられた投票所に入院患者が足を運びました。
患者は、まず入り口にある候補者の名前や政党を確認します。そして、投票用紙を2重の封筒に入れて立会人に署名をしてもらい、投票箱に票を投じていました。
不在者投票は、入院などの理由で投票所に行けない人のための投票制度で、県の選挙管理委員会が指定した病院や老人ホームなどで行っています。
前回の参院選で香川県では、指定した188カ所で4701人が不在者投票を行いました。
県立中央病院では、選挙資格がある入院患者340人のうち45人が申し込みました。