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「けんせつ小町」って何?建設現場で活躍する女性が子どもたちに仕事をPR 高松市

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 建設業に従事する女性をさす 「けんせつ小町」。8日、高松市で夏休み中の小中学生に、この「けんせつ小町」について知ってもらおうというイベントが開かれました。

 日本建設業連合会は4年前から、「けんせつ小町活躍現場見学会」を全国各地で開いています。  四国初開催の8日は、香川県の小・中学生13人とその保護者が参加しました。今回見学したのは、高松赤十字病院新館の建設現場、ここの現場監督は女性です。  総務省によると昨年度、建設業界で働く約503万人のうち、女性は約82万人、現場で働く女性は約12万人でした。

 子供たちは、配管がむき出しになっている天井の裏側や、クレーンを使って物を運ぶ様子を見学しました。  また、建設現場の3種類の仕事を実際に体験しました。

(記者) 「こちらは現場で実際に使っている高所作業車です。子どもたちはこれに乗って、上にある配管の長さをメジャーで測っています」

 このほか、鉄筋を針金で結んだり、型枠に入れたモルタルをならしたりする体験をしました。子どもたちは、慣れない作業に少し苦戦していましたが、建設現場の仕事を楽しんでいるようでした。

(参加した子どもたちはー) 「初めてこの中(建築現場)に入って、見たことないものばかりなのですごいなと思いました」 「こういう工事をする人は、ああいうの(高所作業車)に乗っていて、楽しそうだなとか大変だなと思いました」

(大林組 高松日赤新東館工事事務所/山下真季 工事長) 「(建設業は)女性もどんどん働きやすい現場になってきてるかなと思います。建築現場ってなかなか見る機会がないので、少しでも興味の1つの対象になってもらえたらと思います」

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