岡山市の88の公立小学校で17日卒業式を迎え、新型コロナウイルスの感染を防ぐため在校生らが出席しない式となりました。
岡山市の大元小学校では205人の卒業生が旅立ちました。新型コロナウイルスの感染を防ぐため今年は席の間隔を離し、在校生や来賓は出席していません。
また卒業生らは全員マスクをし、体育館の扉や窓は換気のため開けたまま式が行われました。
(大元小学校/山本孝治 校長) 「友達と過ごす大切な日々が急に短くなり、残念な気持ちでいる人はいるかもしれません」
学校は2日から臨時休校となり、卒業生は式の練習が十分できないまま卒業を迎えました。
岡山県では今年、376の公立小学校で約1万7000人が学び舎を巣立ちます。
(卒業生はー) 「学校もあまりなくて練習もあまりしてなかったので、衝撃的な卒業式だった」 「最初は卒業式ができないかもと思っていたんですけれど、できて良かったと思います」