2018年に西日本豪雨で浸水した倉敷市真備町の小学校が19日、復旧した元の校舎で卒業式を行いました。
浸水被害を受けた倉敷市真備町の川辺小学校は2019年までプレハブ校舎で授業をしていましたが、1月に元の校舎に戻りました。
卒業式では6年生38人が、一人一人胸を張って卒業証書を受け取りました。
(川辺小学校/本多卓郎 校長) 「(卒業生の姿を)ここ川辺小学校の体育館で見ることができた。本当に感無量で胸が熱くなっております」
岡山県では19日に226の公立小学校で卒業式が行われましたが、多くが新型コロナウイルスの感染対策として規模を縮小しています。
川辺小学校でも席の間隔を広く取り、来賓と在校生が出席しないなど例年より寂しい式となりました。
卒業生は映像越しに送る言葉を受け取りました。
(卒業生はー) 「1年生の時から通っていた学校だから、体育館でできて良かったなって思っています」 「災害で学んだ協力の大切さを学べたので、協力できる中学生になりたいです」