コンビニ大手のローソンは、2019年8月から東京や大阪などの店舗でフードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」での商品配達を行っています。
17日、岡山と香川の一部店舗でもサービスを開始しました。岡山県では岡山市の8つの店舗で、香川県では高松市の5つの店舗でサービスが始まりました。
(在間隆真リポート) 「今、商品を受け取りました。食料品はもちろん、日用品も配達してもらえるんです」
取り扱う商品は食料品だけでなく、日用品、雑誌など合わせて約300品目です。それぞれの商品には商品ごとのサービス利用料と配送料が上乗せされます。
注文が入ると店内の専用タブレットが反応し店員が商品を準備します。注文から約20分。「Uber Eats」の配達員が商品を受け取り、店を出発しました。
ローソンは店舗と利用者をつなぐ手段の一つとして、2019年8月末から3カ月間、都内の4店舗で「Uber Eats」導入の実証実験を行いました。
実験の結果、いずれの店舗でも多くの利用が見られたことからサービス利用可能店舗を順次、拡大していきました。
(ローソン香川支店/穐本将司 支店長補佐) 「お客様からのニーズは高く、導入したお店でも一定の実績はいただいているので、それなりの手応えは感じています」
また、新型コロナウイルスで外出が減っている状況だからこそ利用してもらえるのではないかという狙いがあるということです。
(ローソン松島町二丁目店/藤野貞二 オーナー) 「新型コロナによってステイホームということで外出を控え、買い物に行くのも嫌だなと思う方が利用していただければ一番いいのではないか」
ローソンは利用状況を見ながら今後も「Uber Eats」の利用可能な店舗を増やしていく方針です。