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〈新型コロナ〉タクシー運転手が弁当お届け タクシー事業者と飲食店が協力、配送する取り組みスタート 岡山市

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 新型コロナウイルスの影響を受けるタクシー事業者と飲食店が協力する取り組みが28日、スタートしました。

(記者) 「今日運転手さんが運ぶのは人ではなくお弁当なんです」

 この取り組みは、飲食店から依頼を受けたタクシー運転手がデリバリー注文をした客に商品を配送するものです。

 両備グループのタクシー3社が提携する飲食店と協力して実施するものです。

 飲食店は到着した運転手に配送料を支払い、運転手は配達する商品の代金を立て替えて支払います。

(イタリア惣菜屋トミヤ/武田隼人さん) 「1度に運べるものの量も車だと大変大きいのですごい助かります」

 商品を受け取った運転手は、タクシーのトランクにある専用ケースに入れ客のもとに商品を届け、代金を徴収します。

 対象地域は建部町、瀬戸町を除く岡山市、倉敷市、総社市で、配達料金は3キロ未満が1000円、3キロ以上5キロ未満が1500円など、飲食店から配達先までの距離で計算されます。

(両備タクシーセンター センター長/辻原正和さん) 「外出自粛している中でも、店舗さまのおいしい料理を迅速に配達をして、召し上がっていただければと思っております」

 新型コロナウイルスで利用客が減っているタクシー事業者に国土交通省は21日、特例で貨物の運送が出来るよう認めていて、このサービスは特例期間の5月13日まで行われる予定です。

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