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西日本豪雨で被災したアユの養殖場が復旧 3年ぶりに卵の放流 岡山・倉敷市

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 岡山県倉敷市の高梁川で12日、アユの卵が放流されました。アユの養殖場が西日本豪雨で被災したため、卵の放流は3年ぶりです。  岡山県内水面漁業協同組合連合会が高梁川の河口近くで行った、アユのふ化放流です。養殖用の不織布には1枚あたり16万粒以上のアユの卵が付けられています。

(高梁川栽培漁業研究所/中山優 主任) 「3年ぶりですね。きょうこの日がこうして来ること自体があの当時には考えられなかったこと、このためだけに2年間頑張ってこられた」

 総社市のアユ養殖場は、2018年の西日本豪雨で被災し育てていた約15万匹のアユが流出しました。

 被災後は施設の復旧の他、アユの稚魚を岩手県から運んで育て、ようやく卵の放流ができるようになりました。今年は高梁川など3つの川で約6000万粒が放流されました。

 アユの卵は12日から2、3日かけてふ化し、海で成長してから2021年の春に川を上ってきます。

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