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豊島のガソリンスタンド存続への策とは?課題や対応策などの検討会 香川・土庄町

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 早急な対応が必要です。香川県土庄町豊島で、2年半後にガソリンスタンドが無くなる恐れが出てきています。これについて課題や対応策を話し合う検討会が開かれました。

(記者) 「今後も島でガソリンを供給できる体制、さらにどんなに需要が減っても、供給し続けられる策を話し合います」

 検討会には、資源エネルギー庁や香川県、土庄町や自治会などの関係者が参加しました。

 現在、豊島にあるガソリンスタンドは2カ所です。  安岐石油は2021年7月、緋田石油は2023年5月に、ガソリン用の地下タンクが消防法で50年と定められている期限を迎えます。

 地下タンクを新設するには、4000万円以上の費用が必要です。安岐石油は、すでに継続断念の方針を示しています。緋田石油は、現時点で存続か廃止か方針を決めていませんが、後継者がおらず継続は厳しい状況です。

 この問題を巡っては、2019年12月から香川県石油商業組合が呼び掛けて協議を進めてきました。  そして、2カ所のガソリンスタンドのうち1カ所のタンクを整備して存続させる案や、新規のガソリンスタンドを設置する案などが出ていました。

 設置と運営には公設民営と完全民営の案があります。  13日の検討会では、それぞれの案の整備計画のスケジュールなどを確認しました。

(豊島自治連合会/石井亨さん) 「どういう状況か共有できたと思うのと、少なくとも住民なり業者がいつまでにどういう宿題を果たしていこうということが、これから段階的に明確にしていかないかんのですけど、その最初の整理ができたのかなと思います」

 今後は、それぞれの立場で提示された案について意見をまとめ、検討を進めていくことにしています。

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