高松市で4日、香川県土庄町豊島の「廃棄物処理協議会」が開かれました。豊島住民や香川県の担当者らが出席し、処分地の整地を終えた後の水質検査について話し合いました。
現在、処分地で進められている整地作業は、3月上旬に終了する見込みですが、住民へ引き渡すには地下水の排水基準に加えて環境基準もクリアする必要があります。
協議会では、国の財政支援がなくなる来年度以降も、県が水質検査を続けることを改めて確認しました。
廃棄物対策豊島住民会議の安岐正三事務局長は「次の世代に渡せるような状態まで持っていくことが責務」と話しています。