香川県で建設中の「椛川(かばがわ)ダム」で3月2日、湛水式(たんすいしき)が行われました。
約3年半かけて水を貯め安全を確認した後、運用が始まる予定です。
高松市塩江町の椛川ダムで開かれた「湛水式」。堤防の下を流れる川をせき止め、水を貯めます。
椛川ダムは香川県で16カ所目のダムで、堤防の高さ88.5メートルと、貯水量1056万立方メートルは県内一を誇ります。
洪水被害の軽減や水道水の確保など4つの目的を持っています。
(香川県 河川砂防課/鴨居隆 課長補佐)
「治水と利水その大きな目的を持ったダム、新しい水道水源にはなるけれども改めて節水の意識の向上にもつながっていけばと思っております」
約3年半をかけて水を貯め、ダムの本体や基礎などの安全を確認した後、運用が始まる予定です。