例年よりも短くなった夏休みを親子で楽しみました。高松市で建設中のダムの工事現場を親子で見学するツアーが開かれました。
(荻津尚輝リポート) 「見渡す限りの広大な自然で、これだけ大きな規模の工事が行われています。普段中々見ることのできない光景です」
高松市塩江町に建設中の椛川(かばかわ)ダムは総工費約460億円、2014年10月に本体の工事が始まり、2021年夏頃の完成を目指しています。
17日のバスツアーは、椛川ダムと同じく塩江町にある内場(ないば)ダムを巡ります。椛川ダムでは、工事の担当者から説明を受けたり、集合写真を撮影したりしました。 また、ダムカードと呼ばれる、ダムの写真や情報などが載ったカードを作るために、一家族ごとに写真撮影も行いました。
(荻津尚輝リポート) 「工事しているダムの様子がよーく見える場所で、自分の姿と一緒に写真撮影ができます」
この後は近くにある事務所で工事の内容について説明を受けました。ダムの周りにどうやって崩れないように新しい道路を造るのかなど難しい説明も。
続いて、受けた説明をもとに、模型を使って崩れないように道路を造りました。親子で力を合わせて慎重に組み立てます。
体験してみての感想はー? 「ちょっと難しかった」 「楽しかった(Q.どんなところが?)積み上げるところ」 「道路の造り方というか構造がよく分かったので、子どもとも楽しく学べました」
(香川県 土木部土木監理課/鈴木香里さん) 「日頃の生活の中でも土木や建設業を身近に感じる機会が少ないかと思いますので、こういう機会を通じて関心を深めていただけたらなと思います」